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2008年6月10日 (火)

ミャンマーのサイクロン被害について(2)

先週に引き続き、このサイクロンの被害についてお話しましょう・・・といっても、実際、今現在、ミャンマーはどうなっているのか、殆ど、報道されなくなりましたよね。これでは、私も皆さんも判断しようがないじゃないですか!ただ、断片的に入ってくる報道では、まだまだ復興にはほど遠いような状況ということです。私達は、いくら報道がないからといって、解決したわけではないので、引き続き、注目していかなければなりません。

特に、以前も申し上げましたとおり、報道というのは、その時、その時の時々刻々と変化するものを素早くニュースとして取り上げるという特性があるのです。従って、過去に大きなニュースであって、さらに未だ、全然、解決していない出来事でも、新しい事実がない限り、記事などで取り上げられにくくなってしまうのです。
それと同時に一般の国民は忘れ去られてしまうわけです。まぁ、確かに私だって、偉そうなことはいえません。実際、一週間前のランチで私が何を食べたか、すぐには思い出せないですから・・・(笑)。
ただ、当事者にとっては忘れられないどころか現在進行形なわけで、特に今回のミャンマーの被害は、断片的な報道によりますと、先週も述べましたとおり、政府がずっと「緊急支援は終わって、これからは復興支援だ」と主張しているのです。でも皆さん、おかしいですよね。今は衛星で空からその地域がどうなっているのか、見える時代です。実際、私も被害が出る前と後の衛星写真を見ましたが、上からみても相当ヒドイことがわかります。そんな簡単に緊急支援が終わるわけがないのです。結局、復興だ、復興だといって、道路工事でもすることによって、業者と政府が癒着して、支援金の分配をしていくのではないかという一部の見方が説得力を持つのです。

ですから、本当にこれから復興に力を注ぎたいとミャンマー政府が考えているならば、国際機関の受入れを無条件、取り入れて、全部、国内を見せて、本当に緊急支援を必要としないのかを証明する必要があると思いますし、そうでないのならば、国際機関も含めて、緊急支援の必要性を厳しくこれからもミャンマー政府に求めていく必要があると思います。

ここで、実は阪神大震災の時、日本政府は外国政府からの援助について、当初、殆ど断っていたということを皆さんはご存知でしたか?例えばフランスやスイスの救助犬もそうでした。スイスの場合、アルプスで遭難した人を救うワンちゃんがいて、歴史的にも実績があると聞いてます。それら救助犬が検疫だか何かの理由で入国を許可されなかったわけでした。もしあの時、大至急、受け入れていたら・・・と考えてしまいます。日本はこの地震のあと、これらの諸問題について、きちんと、そしてしっかりと検証したのでしょうか?

私達は、今回の中国やミャンマーで起きた未曾有の大災害を決して他人事とは考えることはできないと思います。私達、一人一人が、これらの災害からどうやって身を守るか、さらには自治体や国がどうすべきか、諸外国との関係をどうすべきかということについて、日頃、考えておかなければならないと思います。では、また来週。

2008 06 10 10:00 午前 [日記・コラム・つぶやき, 経済・政治・国際] |

 
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