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2008年3月13日 (木)

永住外国人の地方参政権について(7)

先週、私は在日の人たちが私たちの身近な存在、つまり皆さんがファンになっている、或いは、好感を持っている芸能人やスポーツ選手に実はたくさんいるということをお話ししました。では、何故、彼らは本名を名乗らずに、日本名として暮らしているのでしょうか?

もうお分かりですよね。歌手の和田アキ子さんが在日だったことを明らかにしておりますが、彼女は週刊誌のインタビューで「国籍のことにしてもね、私は悩んだ時期もいっぱいありましたよ。今みたいに日本は物分りのいい国じゃなかった。・・・」と明かされています。そしてこうも付け加えています。「まぁ言葉は悪いですけど、日本国中に『お前ら、私に対してどんな仕打ちをしたんだよ!』って言いたいくらいハンパじゃないイジメを受けたんです。」とも話しています。つまり、その「ハンパじゃない」イジメが和田アキ子さんのみならず多くの在日の人たちも体験しているものかもしれません。その内容といえば、少なくとも学校で「仲間はずれ」程度のものではなく、それこそ本人の生活自体に影響を及ぼす状況にまで追い込まれてしまうくらいのものだと思います。例えば就職をしようとしても・・・在日と分かった途端、断わられたりする場合もあるし、或いは、部屋を借りる際に、やっと気に入った部屋が見つかって、いよいよ書類の提出という段階にいたって、外国人登録済証明書(在日の場合、住民票がありません)を提出した途端、今まで親切に対応していた不動産屋さんの態度が豹変するなんて例は枚挙に暇がありません。実際、賃貸マンションのチラシに「ペット、外人、水商売お断り」なんて最初から書かれているもの・・・つまりガイジンはペットと同じなワケ(笑)になっているものも実際あるわけです。

もちろん、不動産業者が全て悪いということではありませんし、どうしても大切な自分の財産を使ってもらおうと思っているオーナーさんにとっても、リスクを取りたくない気持は分からなくはないのですが、以前も述べた通り「ガイジン=ワル」みたいな短絡的な考えは、この国際化した日本ではそろそろ改めたほうが良いと思います。

つまりこの日本で外国人、特に旧植民地の出身の方々とその子孫が、単に自分の本来の姿を出すだけなのに,それさえこの日本ではいかに大変か、そして勇気のいることかを我々日本人は考えていかなければならないと思います。ちなみに和田アキ子さんも、その雑誌で「ようやく和田アキ子が和田アキ子として世間に認められてきたような気がするから、きちんと話しておきたかったんです」と打ち明けています。他にも超有名な芸能人が、在日であることを明かそうとしたのですが、結局、本人の所属している事務所の反対で出来なかったことがあると聞いています。理由は簡単です。イメージが悪くなるから・・・。

私は、在日の人たちが被害者であり、「人生が暗い」と強調するつもりはありません。しかし日本に生まれてからずっとこの国に住んでいる人に対して、「帰れ」とか「帰化しろ」と主張するのではなく、我々日本人は、彼らをありのままに受け入れられるだけの度量を持つべきだし、在日の方自身も大いに努力すべきだと思います。そして、彼らとともに日本の地域社会の発展に尽くすことこそが、この少子高齢化社会での日本のこれからの進むべき道・・・日本の国益だと思うのです。

来週は、このシリーズの最後にしたいと思います。

2008 03 13 02:53 午後 [日記・コラム・つぶやき, 経済・政治・国際] |

 
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