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2007年10月23日 (火)
テロ特措法ってナニ(9)
この間、世の中はボクシングの亀田選手の話題もあり、赤福の件もありましたよね。皆さんもこの件についてはいろいろ言いたいこともあるでしょうが・・・私も言いたいことが山積ですが、ともかくこのテロ特措法について、お話を終わらせないと、先に進みませんので、ともかく今週もこの法律についてお話します。
さて、政府、与党は、このいわゆるテロ特措法ではなくて、新しい法律・・・テロ新法を国会に提出いたしました。ただ、この法律も今まで私がこのコラムで説明したインド洋での給油をするという基本は変わりません。変わらない以上、今までのインド洋で海上自衛隊がどのような活動をしていたかという内容を検証することは当然のことと思います。しかしながら、政府は「ちゃんとやってます」という言葉を繰り返すだけで、具体的な内容は話さず仕舞い。それどころか、2003年当時、アメリカの航空母艦の艦長が、記者会見で日本側からもらった燃料(80万ガロン)をキチンと話してくれたのにもかかわらず、自衛隊側は、それよりもメチャ少ない量(20万ガロン)だと説明したのです。この食い違いについて、翌日には当時の防衛庁の担当者は「間違えたこと」に気がついたのですが、上層部への報告はしなかったということなのです。この件だけでも、とても深刻です。ところがです!ナントその後、官房長官や防衛庁長官までもが海上自衛隊の船がアメリカの補給艦に給油をした量を誤って(20万ガロン)と、国会や記者会見で発言していたのです。
この国会答弁が誤ったというのはとても重要です。国会・・・要するに国民に対して誤った報告、つまりウソをついていたということなのです。もちろん人間、誰でもミスは犯します。しかしながら、仮にミスだとしても気付いたまま約4年間も放置し、今回初めてこのウソを訂正したのです。この間、2回もこの法案は国会を通じて延長されたわけで、国会でウソの答弁をしつつ延長をしてきたことになるわけです。相当、悪質であると言わざるを得ません。
さらにです!本来、保存していなければならない自衛艦の航海日誌がシュレッダーにかけられて破棄されてしまったのです。普通はシュレッダーにかけるだけでも十分に破棄になると思うのですが(笑)、ナント!そのシュレッダーにかけたものを今度は焼却してしまったとのことで、ここまでやるか!くらい徹底的に処分してしまったとのことなのです。この航海日誌というのはとても重要な書類ですが、それを上司の許可を得ずに焼いちゃったというのは、本当かよ?って感じで、何かやましいことでもあるの?って疑われてもしょうがないではないですか!
国民の生命、財産を守らなければならない自衛隊が、仮に一部の隊員だといえどもウソをつき、そして上司の許可を得ずに勝手に行動を取るというのは、本当に深刻だと言わざるを得ません。かつて第二次世界大戦の頃までの旧日本軍は、まさに国民を騙し、そして上層部の意向を聞かない一部の幹部によって、国民全体を不幸のどん底へと連れて行ったのではなかったのではないでしょうか。
今週でこのシリーズをオシマイにしようかと思いましたが、あともう一週、我慢して読んでください。
2007 10 23 06:43 午後 [経済・政治・国際] |
