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2007年10月16日 (火)
テロ特措法ってナニ(8)
このシリーズもだいぶ長くなってしまいました。このままでいけば、アメリカの人気ドラマ「24」をしのぐ長さになってしまいそうです(笑)。ちなみにあそこの出演者「ジャック・バウアー」ことキーファー・サザーランド氏は飲酒運転で捕まって禁固刑を言い渡されたとのことで、ドラマでは周りの人がみんな巻き添えになっていて本人は何とか助かっていたのに・・・そもそもこの方、捜査官なんだから、逆になってどうするの!って感じです。・・・ともかく飲酒運転は絶対ダメですよね。
さてさて今週はこのテロ特措法のどこが問題なのかということについてお話しましょう。皆さんもよくご存知のように日本はこの法律に従って、海上自衛隊の補給艦がインド洋で各国の軍艦に給油をしているわけですが、では一体、どこの国の船にいつ、どのくらいの燃料を補給したのか、そして何人のテロリストを捕まえたのかってことなど、な~んにも政府は教えてくれないのです。ただ「きちんとやってます」とのみ答えていたのです。
さらに活動している海域がインド洋ということになっているのですが、そうはいっても広いのですよね。太平洋、大西洋とともに世界の三大洋と言われているくらいで、インド洋の活動地域っていわれるとインドの沖合いで仕事をしているみたいなイメージがありますが、そうではないのです。主にアフリカから中東にかけての地域、ペルシャ湾沖で行なっているのです。それで私は委員会で、この活動地域を詳しく日にちと場所を地図上にプロットしてくださいと頼んだのです。何故ならば、それまで私達に説明していた海上自衛隊の活動地域というのは、インドの西側から中東、アフリカまでをぐるっと一回りしたような線で囲まれた地域とだけ言われて、詳しい活動地域は相手国との関係があるから教えられないとのことでした。で、私がよくよくこの表示された海域を調べてみたら、ナント!陸にかかっているところがあるではないですか!
あのねぇ~!!!いくら何でも船が陸に上がるわけないわけで、コレってあまりにもヒドイじゃないですか?と委員会でギャンギャン言いました。そうしてやっと出してきた地図が、よく新聞でも出される地図なのです。
実は、この地図は私が委員会で何とか出してもらった地図なのです。でもここで表現されている主な活動地域という部分でさえ、日本列島よりも広い地域での活動です。政府は、これ以上、詳細なものを出すと、運用の実態がわかってしまうので出せないとのことですが、ともかく、いつ、どこで、誰に、どんなことをしているのかわからないまま国会で審議しろと言われて、皆さん!どうやってこの法律の延長に賛成できますか?
例えば皆さんの会社で一人の部下が出張していて、上司から「誰と会っているのか?」或いは「どんな話をしたのか」と聞かれたとしたら、当然、報告するのが当たり前ですよね。「ちゃんとやってます」「取引先との関係があるから何も言えません」と言われ、更にそれだけでなく日程を延長して、予算も欲しいと言われて「ハイ、そうですか」と言えますか?「帰って来い」と言うのが当たり前ですよね。もちろん今回の場合、軍事上の機密があるから話せないことがあるのは私でもわかります。しかしですよ!アメリカはこの給油活動について、相当、キチンと報告しています。そうなのです!要するに何でアメリカはペラペラしゃべって日本は話さないのか!ってことなのです。では、この続きはまた来週。
2007 10 16 07:38 午後 [経済・政治・国際] |
