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2007年10月 9日 (火)
テロ特措法ってナニ(7)
この数週間、マスコミはだんだんこの法律でヒートアップしてきたものの、その法律の基礎である集団的自衛権という概念について私なりの考え方を述べておりますので、ちょっとイライラしている方もいらっしゃるかもしれませんね。その方には、また質問主意書を作成しましたので、こちらをご覧下さい。
ということで、更に集団的自衛権について考えていきたいと思いますが、先週の最後にこの概念が一昔前と違って、今の時代、そのままでいいのかというという内容のことを述べました。今まさに時代は相手の国がミサイルを発射して、たったの7~8分で日本全国に届いてしまう時にさしかかっているのです。ここで私が申し上げたいことは大雑把に言って、集団的自衛権自体の行使には反対だという大前提はそのままにして、先週も述べましたとおり個々にいろいろな事例がありますので、そろそろこの「集団的自衛権」という大きな括りで述べるのではなくて、もっと他の概念で考えなければならない時代に入ったのではないかと考えているのです。
これと一線を画すのが、実は安倍内閣の時に立ち上げた集団的自衛権の行使について検討をする懇談会なのですが、実はこの懇談会もいろいろな事例について検討は加えられているようです。しかしながら私はちょっと違うんじゃないかな!と思っております。何故ならば、この懇談会、先週に私が述べたような事例・・・つまりミサイルが日本を通過してアメリカに届いた場合なども想定して検討も加えられているのですが、検討自体はもちろん悪いことではありませんが、内容がねぇ~・・・って感じなのです。つまりあくまでも「集団的自衛権」の概念はそのままで、その範囲をどうするかといった議論なのです。さらに、エッ?と思うのが、そもそも検討会のメンバー構成なのです。
当然、このような懇談会を立ち上げるときには、いろいろな分野の方々をお招きして議論をするのが当たり前だと思いますが、複数のメディアが伝えるところによると、どうもメンバーの構成が偏っているのではないかということなのです。つまり殆どのメンバーがそれまでの自身の論文などで、集団的自衛権について一定の範囲内での行使に賛成の立場を取っている方々だらけだということなのです。「最初に結論ありきだ」と批判した新聞の論調まで出てくる始末。。。それって変じゃないですか!そもそもこのような懇談会を立ち上げるときには、いろいろな分野の様々な意見のある方・・・つまり集団的自衛権行使に賛成、或いは反対、それとも別の考えの人たちが集まってガンガンに議論をすべきでしょう。賛成だろうが反対だろうが、それぞれ皆さん、日本をよくしたいと考えている人たちなのですから、お互い、相手の立場を尊重しつつ議論を深めることが大切です。
ネコ好きの人たちが集まって、ヤッパリ、ネコが好き!みたいな議論は誰も望みません(笑)。その他にも、例えば紛争地域に残された邦人の救出に自衛隊を出すのかどうかといった議論がこの懇談会では、今まで話し合われていないようで、おそらくそろそろ報告書が出そうな感じで、もっといろいろな人達を加えて、ジャンジャン話し合って欲しいものです。
ではこの集団的自衛権の話も尽きませんが、このくらいにして、いよいよ来週はこのテロ特措法のどこが問題なのかお話したいと思います。
2007 10 09 06:22 午後 [経済・政治・国際] |
