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2007年5月15日 (火)
そりゃないぜ!国民投票法(1)
本来ならば、今週は先週の続きでアメリカ銃乱射事件についてお話するつもりでしたが、急遽、内容を入れ替え、昨日(07年5月14日)、国民投票法案が国会を通過しましたので、その件に関しお話したいと思います。
皆さんもニュースなどでこの法案については何となく聞いたことがあるのではないでしょうか?一体、この国民投票法って、どんなものかというと・・・要するに日本国憲法を改正するとき行われる国民投票をどんな形で行うかという手続きを定める法律なのです。なんだか、そんな説明ではよくわからないかもしれませんよね(笑)。ちょっと説明しますと・・・皆さんもよくご存知のように、一般の法律・・・たとえば道路交通法という法律がありますが、その中で、例えば信号が青のときは進めだということを決めているのが道路交通法です。ですからこの法律が仮に無くなると、自動車は1mも動けなくなるか、あるいは勝手に小学生でも乗り回すことが出来てしまうのです!「エッ?何でこの法律がないと免許証が無い小学生でも運転できるの?」とお思いかもしれませんが、道路交通法で普通乗用車の免許は18歳からと規定してありますよね。ですから、この法律がなくなると、誰でも運転が出来てしまう可能性があるのです。ではこの法律は誰が作るのかというと、国会議員ですよね。つまり選挙で選ばれた国会議員が国民を代表して、いろいろ議論や審査をして、最終的には多数決で法律を作るのです。
したがって、もしヘンテコリンな国会議員がたくさんいて「これからは、運転免許取得年齢を三輪車が乗れるようになる満3歳から取れるようにしよう」と決めて、その改正案を国会に提出して多数決で国会を通過させることだって、やろうと思えばできるのです。あるいは、これからは赤信号でも車が来ないときは渡っても許されると規定することだって、出来るわけです。もし、そこで国民が「そんなの変だ!」と叫んだとしても、国会議員がその意見を聞かないでやってしまうことだって理論的には出来るわけです。ですから、良識を持った国会議員を国民が選挙のときに選ぶというのは本当に重要なわけです。
以前、街で私は若者に必ず選挙に行ってね!と声を掛けたことがありますが、そのとき彼らは「そんなの俺達に関係ねぇっすよ」って言われてしまいました。そんなこと無いですよ。メチャ関係ありますって!もし国会議員が、その年齢程度の若者達に対して、これからは徴兵制・・・つまりみんな軍隊に行け!という法律を作ったらどうなりますか?そうなったら抵抗しても無駄です。「うるせー!」と言ったところで、反抗したら刑務所に入れられるのがオチです。
この文章を読んでいる方々のなかには「まさか~」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。でもですよ。理論的には十分、可能であるわけで、ですからこそ、選挙で正しい考え方を持った議員を選ぶことが重要なわけです。
そこで本題に入りますが、この国民投票法も、そういう意味ではデタラメ・メチャクチャな法律です。いくら野党が変だ、変だと主張しても、与党が「これでいいのだ」と言って採決をしてしまえば、法律は成立してしまうのです。ここで皆さんは「本当にデタラメなの?」という疑問が沸いてくると思いますが、詳しい内容は来週、触れましょう。それを読んで、皆さん、与党と野党とどっちがオカシイか判断してみてくださいね。
2007 05 15 11:06 午後 [経済・政治・国際] |
