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2010年08月12日

平和ついて(1)

このコラムも本当にご無沙汰してしまいました。この間、私も当事者であった参議院選挙が行なわれましたが、それとは別に世界は刻々と動いています。選挙期間中、私は平和について訴えてまいりました。特に日本は憲法9条があるわけで、私は憲法9条を堅持しつつ、どのように日本が世界平和に貢献できるか・・・その知恵を絞るのが政治家の役割であると強調してきました。「戦争をするなら政治家はいらない」と私は思うのです。特にこの日本の周辺、北東アジアの情勢については混沌としています。だからこそ、私は平和について皆さんと一緒になって考えていかなければなりません。

皆さんもニュースでご存知だと思いますが、昨3月26日には、名前が「天安」という韓国海軍の哨戒艦が北朝鮮の魚雷によって沈没したことによって乗組員の死者、行方不明者が46名にも上ったというショッキングな事件が発生しました。それに端を発して、日本海では米韓両軍が大規模な合同軍事演習が7月25日から4日間の日程で始まりました。この訓練は、アメリカと韓国の両軍、陸海空と海兵隊の計8千人余りが参加し、イージス艦を含む艦艇・潜水艦計20隻以上、航空機約200機を投入しており、さらには沖縄の嘉手納基地に一時配備中の最新鋭ステルス戦闘機のF22ラプターも加わるといったもので、近年にない演習になったということです。

このように北朝鮮がもしもの時???ということで、米韓両軍が軍事演習をする・・・日本もしっかりと備えなければならないという意見が出てくるのはわかるのですが、それは確かに担当者・・・自衛隊としては考えていかなければならないことですが、政治家はそればかり考えていくのではなくて、その以前に外交力と情報力を駆使して、どのように政治的にそのような暴走を防ぐかということを考えていかなければならないと思うのです。「もし向こうから攻めてきたらどうするのか!」と強調する政治家や評論家がいますが、そしたら日本国として、我が国の国民と財産を守るためにしっかり対処するのは当たり前のことなのです。でも私が申し上げたいのは、「向こうから攻めてきたら」という「もしも」ではなくて、それ以前に「向こうから攻めてこないようにするのにはどうしたらいいのか?」ということをしっかりと考えなければならないのも政治家にとって重要であるということです。

先日、菅政権は先月、概算要求基準という来年度の予算の大枠を決定する基準を発表しましたが、各省庁が原則として10%の削減をしなさいということを示しました。もちろん、防衛費も例外ではありません。現在、日本は約4兆7千億円の世界有数の防衛予算がある国です。しかしながら内容としては、その半額の2兆円余りが人件費などに充てられます。また、残りの金額のなかには、当然、装備品をすでに買っていた分のいわゆる「付け払い」などもありますから、防衛省の中には、「これだけ削るのはできない」と主張している人もいるかもしれません。

でもどこの国でも企業でも予算は限られてます。10%マイナスが良いとか悪いとかいう前に、たとえば潜水艦を早めに退役させる経費・・・もちろん潜水艦は中古で売れませんから・・・お金がかかるのです。退役させるのをもう少し後回しにして・・・大丈夫です!日本の潜水艦は性能がいいし、メンテナンスもしっかりしていますので、潜れます。。。ですから、その方が日本の防衛力を維持・・・というか、むしろ増大しつつ予算の節約もできるのではないでしょうか?もうちょっと詳しくまた次回、考えてみましょう。

2010 08 12 05:27 午後 [日記・コラム・つぶやき] |

2010年06月23日

頑張れ!ニッポン

いやぁ~ ワールドカップ!日本選手が大活躍ですね~。当初は、今までの日本代表チームの成績を考慮すると、それほど活躍できないのではないかと思われていましたが、特にオランダ戦、もしかしたら!なんていう場面もあったくらい優勝候補を相手に本当に善戦いたしました。大したものです。それにやはりワールドカップ!普段は観られない国家代表チーム同士の戦いで、テレビを見ていても結構、迫力ありますね。特に有名選手のボールさばき!スゴイの一言。。。まるでボールに吸盤があるみたいに吸い付いているのを見ると、きっと、幼い頃からサッカーをして遊んでいたのだなぁ~というのがよく分かります。

今回のワールドカップもいろいろな話題がありますよね。特に強豪のフランスにしても、またイングランド、スペインにしても今までのような感じではなく不振ですよね。それに比較して南米の好調さが目立ちます。やはり南半球で行なわれているからなのでしょうか?テレビで見ていると、南半球だからこれから冬ですよね。アフリカというと暑い!というイメージがありますが、観客が結構、着込んでいるところをみると、むしろ最近の日本のほうがよほど暑い感じです。

あともう一つ、最近の話題では、例の「はやぶさ」です。地球から約3億キロ離れた小惑星「イトカワ」からよく戻ってまいりました。。。大したものです。7年におよぶ期間、月より遠い星に着陸した探査機が地球に戻ってくるのは世界初だそうですが、途中、幾重にも困難に見舞われながらも見事にその役を果たしたのは大拍手です。特にこの小惑星、たった長さが500メートルの楕円形の惑星・・・つまり今、建設中のスカイツリーよりも短い長さでしかない惑星なのです。

それと「はやぶさ」といえば、今度の新しい東北新幹線の名称もそうですよね。営業運転で時速300キロ以上のスピードをだすという列車ですが、これも大したものですよね。

今回は、大したもの、大したものと述べましたが、なかなか日本もやるじゃん!って感じです。ただスポーツでは、日本の国技である相撲が賭博で大騒ぎ、親方までが関与を認めたというから、本当に残念ですよね。

それはそうとしてもう一つ、本当に残念だと皆さんが感じているのが・・・そうなのです・・・政治です。政治というと何か、とても遠い存在、そして国会中継となると野次と怒号の嵐みたいな状況です。去年の8月30日に政権交代が実現しました。それは国民がマニュフェストを評価したのでしょうか?ウーン・・・私はそれよりも、今までの政治に対する不信感、そして国民の痛みをもっと政治家は知るべきであるという国民の皆さんの思いが政権交代という決断を促したのではないでしょうか?であるならば、私たちはそれをしっかり受け止めて政治を行なっていかなければなりません。日本にはまだまだ世界に誇れる素晴らしい技術があり、それに何より、とても勤勉な国民性を持っています。今回のワールドカップをみていて、どうせダメだではなくて、気合を入れて頑張れば、まだまだいける!という気分が改めて沸いてきました。皆さんとともにこの日本を素晴らしい国にしていこうではありませんか!

2010 06 23 11:41 午前 [日記・コラム・つぶやき] |

2010年06月14日

経済のはなし(9)

いやぁ~皆さん、たいへん失礼いたしました。一ヶ月半以上、コラムをサボってしまいました。あまり理由にはならないかもしれませんが、その間、いろいろありまして・・・。ともかく、今週はこの経済の話をキチンとまとめなくては!という気持ちです。

前回までの内容で少し、皆さんもFTAやEPAについてお分かりいただけたのではないかと思います。では、この条約について、貿易立国・・・つまり海外との取引でこの国は成り立っているわけですから、積極的に推進しなければ・・・とはいってもそう簡単にはいかないのです。では、日本は一体、どのくらい取り組んでいるのかといえば、現在、発効、署名している国と地域は10カ国とアセアンとなります。多いのか、少ないのか???というのは他国と比べてみないとわかりませんよね。ちなみにお隣の国、韓国はどうかというと、日本の10カ国等ほど多くはないようです。しかしながら、とても見逃せないものがあるのです。それは、日本がまだ署名していないインドや、それから、ナント!アメリカとまで署名してしまったのです。。。さらにそれのみならず、日本とはまだ交渉中であるEUと仮署名までしてしまっているのです。ご存知のようにアメリカやEUは日本にとって大きな貿易相手国ですよね。それとインドは今後、成長が期待できる国です。それらの国々と韓国はドンドン署名をしているのです。ちなみにアメリカも日本以上に署名している国が多いですし、さらにはEUにいたっては、25カ国以上の国家と署名してしまっているのです。日本は遅すぎるということが言えますね。もちろん日本政府は手をこまねいていたわけではありません。担当者は、それぞれの国と必死になって交渉をしていたと思いますよ。でも結果的には残念な状況です。

ここでポイントは韓国の状況です。先ほども触れましたとおり、韓国はEUと仮署名しております。もし、ここでEUやアメリカと韓国が本気になって関税を引き下げながら取引をし出したら、競合する商品が多い日本が割を食うのは間違いありません。早急に各国と交渉をまとめていかなければなりませんが、日本の場合、国内の農業をどう守るかというのが、一番のポイントのような気がします。値段の安~い海外から農産品が入ってきたら、日本の農業に大打撃を与えるのではないかという意見があるからです。逆にいえば、日本の農業の国際競争力をしっかり付けることが重要なのではないでしょうか?

私は、日本の農産品は結構、国際競争力があるのではないかと思います。確かに値段はそこそこ高いかもしれませんが、それでも世界中には買い手が数多ほどいるはずです。それはまず、比較的安全ではないですか!それから何といっても味がいいのです。では何故、今まで売れなかったのか???おそらく、工業製品と違い、農産品が日本では輸出品としての位置づけをしていなかったのではないかと思うのです。もっと気合を入れて頑張れば、相当、日本の農産品は国際競争力があるはずだと思います。

日本は、今まで商品の取引をする際、民間が一生懸命売っていましたが、これからは官も一体となってサポートするべきだと思うのです。オールジャパンで商売をすれば、この国には多くのまだまだ売れる商品があります。もっと自信を持とうではありませんか!ではまた来週。

2010 06 14 09:00 午前 [日記・コラム・つぶやき] |

2010年04月27日

経済のはなし(8)

最近は、このコラムもなかなか毎週、更新できなくて本当に恐縮しております。

さて、前回はFTAやEPAについて概略を説明しましたが、要するにわが国、日本は少子高齢化が進んでいるわけです。これって結構、深刻です。つまり、若い人たちが少なくなると消費が落ちていくのです。エッ!何で???と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば、子どもの場合、だんだん大きくなるにつれ・・・つまり成長するにつれ洋服とか靴とか、いろいろ必要になりますよね。つまり否が応でも消費をしなければならないわけです。また大人になっても20代とか若いうちは、ファッションに気をつかったりして、ガンガン消費したい気持ちになるのです。(もちろん消費したい気持ちと実際、財布との相談になりますので、買うのとは別かもしれませんが・・・)これはテレビ局のスポンサーもハッキリしています。俗に言うF1層という言葉があるのですが、これは、女性の20歳から34歳までの層で、極めて流行に敏感で消費も旺盛な年齢層のことで、テレビ局もこの層向けのマーケティングをしているとの話もあるくらいです。

それに比べ、年齢層の高い男性の場合、ターゲットとしてはあまり魅力はないようです。まぁ、それもわかりますよね。そもそもファッションには疎いわけで、当然、消費も旺盛ではなく、10年前に買ったネクタイだって平気で締める・・・私もしていますが・・・(笑)。不思議とそれでも街を歩いていても違和感が全然ないわけで、それに一番、重要なことは、使えるお小遣いがあまりないということです。。。もちろんその層をターゲットにした雑誌もありますが「ちょいワル、オヤジ」という名目で、いつもの定番の背広にネクタイではない、オシャレをしてみようという提案で、結構、目の付けどころはいいかもしれませんね。

ですから、日本の場合、その一番、消費をしてもらう層の人口が減っているわけですから、これって相当、深刻です。少子化というのは、人口が減りだすということですから、消費してもらおうにも、極端な話、人がいない!という状況なのです。つまり、それを打開する方策はいくつかあるでしょう。一つはアメリカのように移民を受け入れるという考えです。確かにアメリカの場合、移民によって、消費は拡大しているとアメリカで仕事をしている友人から聞いたことがあります。しかしながら、移民文化のアメリカと違い、この日本で移民を大量に受け入れることには、まだまだ抵抗感があると思います。私自身も同感です。では、ともかく子どもを産んでもらいましょう!という考えもあるでしょう。要するに少子化対策です。ただ、これも特効薬というのはないと思います。では、貿易で、つまり外国との取引きで、この国で消費量が少なくても、その分、海外にモノを売っていこうではないか!ということになるわけです。ところが、そのためにはモノの往来をもっと激しくしなければならないわけで、その一つのやり方が、今、述べているFTAやEPAなのです。

このFTAやEPAは、先週も触れましたとおり、お互いの国同士が関税を下げるというやり方が一般的なのですが、ここで、さぁ、ドンドンやっていこうというわけにはいかない事情があるのです。この続きはまた来週。

2010 04 27 04:35 午後 [日記・コラム・つぶやき] |

2010年04月 6日

経済のはなし(7)

最近のコラムはなかなか短期間で終わらないで、場合によっては3ヶ月も同じたぐいの話をするので、読むほうが疲れてしまう!なんておっしゃる方もいるのですが、この経済の話というのは、確かにやればやるほど長くなりますよね~。。。だって大学に経済学部があるくらいですから、それを週一回のお話で済まそうというのが甘い!かもしれません。しかし、これからお話しするFTAやEPAというのは、今後の日本経済を考える上でとっても重要なことだと思いますので、もう少し、我慢してください。

まず、このFTA、EPAって何?というところからはじめましょう。このFTA、EPAというのは何かということについて、まず外務省のホームページをチェックしてみましょう。そこには・・・「自由貿易協定(FTA):物品の関税及びその他の制限的通商規則やサービス貿易の障壁等の撤廃を内容とするGATT第24条及びGATS(サービス貿易に関する一般協定)第5条にて定義される協定」と書いてあります???また「経済連携協定(EPA):FTAの要素を含みつつ、締約国間で経済取引の円滑化、経済制度の調和 協力の促進等市場制度や経済活動の一体化のための取組も含む対象分野の幅広い協定」となっています???わかりましたか?もしこれらFTA、EPAをまったく知らない人がこの文章を読んで、一発でわかったら天才です(笑)。何でこのように難しいことを難しく説明するのか、さっぱりわかりません。よく我々の世界では、例えば国会答弁のような場合、わざわざ難しく役人の方々が説明して・・・おそらく悪気はないと思うのですが・・・問題は、国会議員がその説明を恥ずかしくて「わかりません」と言えなくて、そのまま素通りということがよくあるのです。。。

そこで外務省のホームページをアチコチ、ネットサーフィンしていたら、ありました!そこにはFTAをFree Trade Agreementと称し「ある国や地域との間で、関税をなくし、モノやサービスの自由な貿易を一層進めることを目的としたものです。」と書いてあります。さらにEPAをEconomic Partnership Agreementとして「FTAを基礎としながら、これに加えて、投資の促進、知的財産や競争政策等の分野での調和、様々な分野での協力などのより幅広い分野を対象として、経済上の連携を強化することを目的とした協定」と書いてあります。

うーん、こう説明されたら確かにわかりやすいですよね。さらに、他にはあるかな?と思って経済産業省のホームページをチェックしてみたら、ありました、ありましたよ。。。経済産業省のキッズページにありましたが、FTAとは「特定の国・地域の間で、原則10年以内に、輸出・輸入にかかる関税や、輸入(輸出)許可を行なう際の厳しい基準や条件などを取り払うことを取り決めた制度です。」と書いてあり、EPAは「FTAのような貿易の自由化だけでなく、人の移動や、投資の自由化、知的財産権の保護等、幅広い分野のルールについて取り決めた協定です。」

ただ、これをキッズ・・・つまりお子さんたちが読んで分かるのかというとちょっと疑問ですが、まぁ、当初の外務省の何がなんだか分からない説明よりは、確かに分かりやすいですよね。では、この具体的なことについてはまた来週にしましょう。

2010 04 06 11:35 午前 [日記・コラム・つぶやき] |

 
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